こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
FXで勝つにはより使えるテクニカル分析を探してそれを使いこなすことが必要だと考えているトレーダーが多いように感じます。しかし、それだけでは勝てるようにならないと私は考えています。

FXで勝つために必要なのは自分で決めたトレードルールに忠実に従うことです。今回は、テクニカル分析の技術よりもルール通りトレードできるほうがFXに勝てる理由について解説します。

FXに100％はないから

テクニカル分析の技術だけでは勝てない最大の理由は、FXに勝率100％はないからです。

勝率100％がない以上、どれだけ優秀なテクニカル分析の技術を持っていたとしても必ず負けることになります。FXは、負ければお金が減ります。それが原因で感情的なトレードになりやすい投資であるため、ルールがないと負け分を取り戻そうとポジションを大きくしてしまいがちです。

そのような状態になってしまっては、今までどれだけ勝てていたとしても1回の負けで全てを失ってしまうようなことになりかねません。しかし、あらかじめトレードルールを作ってやっていけば1回ですべてを失うようなトレードをする可能性はかなり低くなるでしょう。

トレードルールは作り直せばいい

トレードルールに従ってやったとしても勝てずに損失を大きくしてしまうこともあるでしょう。

そうなった場合は、トレードルールを見直せばいいだけです。その際、必ず過去検証をしましょう。過去のチャートを見ながらどのように利益を取って損切りしていくのかを当てはめながらルールを作り、ルールが完成したらデモトレードでさらに検証していきましょう。

そして、またルールに従って淡々とトレードをする。それでもだめならまた検証し直す。というような流れでルールに従ったトレードをしていきましょう。ルールが良くなれば負けても継続的に利益を積みかねられるようになるでしょう。

FXは負けて当然です。しかし、良い負け方をする必要があります。それは、トレードルールに従った負けです。テクニカル分析が良くてもルールがなければ大損してしまう可能性がありますが、しっかりとしたトレードルールとそれに沿ったトレードが徹底できれば、たとえ負けたとしても最終的には大きな利益を生むことができます。

ですから、まずはトレードルールを作ってその通りにトレードができるようになりましょう。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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