2022.01.16

FXで短期売買を選ぶ前に知っておくべきこと

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。

FXを始めたばかりの人がしがちなトレードとして多いのが、短期売買です。

その理由としては、とりあえず取引をこなして売買に慣れたいという初歩的ものから、短期の方が早く結果が出るからその方が良いという考えからくるものまで様々です。

しかし、短期売買は実践してみると意外と難しいもので、気付けば「時間とお金を無駄にしてしまった」という事態に陥ることもあります。

今回は、短期売買を選ぶ前に知っておくべきことについて解説します。

短期売買は瞬時の判断力を必要とする

短期売買の中でもスキャルピングトレードは数十秒~数分間でエントリーと決済を行わなければいけません。この間に多くの情報を整理しながら瞬間で動く値動きに対して冷静な判断をしなければいけないためかなりのトレード技術と判断力が問われます。

ちなみに私が金融機関で行っていたカバーディーラーは、短期売買のみで主にスキャルピングでした。7年間、朝から夜までの時間帯でスキャルピングを行っておりました。

瞬間的に売買する取引スタイルにもかかわらず、テクニカル分析を使ったり、銀行や金融専門の端末からの情報を読み解いたり、顧客の注文情報を活かすなどインプットと判断の連続でした。

瞬間的な判断を連続で行うので、体調に判断が左右される、または感情で損切が遅くなってしまうということもありましたので、スポーツのような側面もありました。

スキャルピングは非常に小さい値幅を狙うため、少しの動きも見逃せず集中力を要するものですが、その環境の中で「ルールを決めてルールを守る」を行おうとしても集中力に限界がきてルールを守りきれないという事も多くなります。

また、スキャルピングのような売買回数が多いことを繰り返すと「今回だけは」という気持ちになってしまうこともルールを破ってしまう要因です。

スイングトレードなら

数週間~1か月程度の期間でトレードするスイングトレードになるとエントリーのタイミングから決済のタイミングまである程度時間があるため、瞬間的な判断や集中力は不要でありメンタル的にも余裕が生まれます。

売買回数が少ないため今すぐエントリーできないという側面はありますが、余った時間で相場を分析し、新しい手法を考えるということもできます。

短期売買を自動化する

短期売買で回数をこなして利益を狙いたいというのであれば、『自動化する』というのも一つの手段です。

同じことを繰り返すという点において、コンピューターに勝るものはありません。

当学院のITプロトレーダーコースでは、短期売買のルールを作り自動化する知識と技術が学べます。

自動売買の技術を身に付けると、複数の短期売買の手法を同時に稼働させて1日数十回以上取引することもできます。

あなたが自分の時間や精神的な負担を負うことなく短期売買したいというのであれば、自動で短期売買するというのも考慮してみてはいかがでしょうか。

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