2022.01.14

FXで利益が見込める取引を増やす方法とは

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

FXは自分のタイミングで取引できるうえに、自己完結するので副業として選ばれやすいのですが、「早く取引をして早く稼ぎたい」となんとなく取引をして利益が出続けるほど都合の良いものではありません。

何の根拠も無く自分のタイミングだけで取引をし続けると、気付けば資金が無くなっているということは珍しくありません。

では、毎日利益が見込める取引をすることはできないのでしょうか?
今回は『FXで利益が見込める取引を増やす方法』についてお伝えします。

ルールを増やす

結論から言うと、優位性が高い手法を増やすことで利益が見込める取引を数多く行うことができます。

例えば下記のようなRSIを30下回って買い、70上回って売りというルールを行うとします。

実際に本物の資金で行う前に、その手法に優位性があるのか過去検証します。
手動で過去検証を行う場合は、年単位の過去に遡って検証するのは大変ですので直近〇ヵ月などの値動きで検証することになります。

下記は直近4ヶ月の値動きで検証した結果です。

EURCADという通貨ペアの15分足で検証した場合は、100万円の元本で77万円の利益が出たという結果が分かりました。ただ、利益は見込めるのですが売買回数は44回ですので80日(20営業日の4ヵ月)の期間で言うと、2日に1回の売買チャンスとなり毎日売買には程遠いです。

そこで同じ手法で通貨ペアだけを変えてみます。そうするとGBPAUDという通貨が元本100万円で44万円の利益が出たという結果が分かりました。売買回数は34回ですので、先程の手法と合わせると74回になり、毎日とは言えないですがほぼ毎日の回数になりました。

次にもっと良い手法を探すためにRSIのパラメーターを変更してみます。(パラメーターは自分で探してみてください)

そうするとGBPAUDという通貨ペアは同じでも、100万円元本で約100万円の利益で売買回数が106回という手法が見つかりました。

この手法と最初の手法を合わせると140回の取引回数となり、毎日取引できそうな回数となりました。

似た手法を増やす

『手法を増やす』という言葉を聞くと、全く新しいことを考えなければならないと思いがちですが、通貨ペアやパラメーター、タイムフレームなどのいずれかを変えるだけ優位性がある手法を増やすことができます。

そうすることで優位性がある取引を数多く行うことができ、常に動いている為替相場から利益を得られる投資家になれるのです。

数多く取引を行い、継続して利益を得たいのであれば「優位性がある手法を増やす」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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