2021.12.15

賢い人はFXやらないって本当ですか?

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
FXはギャンブル性が高いから「賢い人はやらない」と言われることもあります。
FXの取引を行う為替相場は上がったり下がったり動かなかったり、先が読みにくいものなので「上がると思ったのに下がった」「下がると思ったのに上がった」というのは良くあることです。
そういう状況になると「自分の読みと逆に動いてしまう」、「自分は向いていないのではないか」という自己不信や「やらなければ良かった」と後悔することもあり、「賢い人はやらない」という言葉が心に刺さるなんてこともあります。
本当に賢い人はFXをやらないのでしょうか?その問いに答えてみます。

国も企業もやっている

「賢い人」の定義が良く分からないところですが、FXをやって損した人から見れば「FXはギャンブルだからやらない方が良い」と言っている人は賢くみえるかもしれません。
しかし、FXを行う為替市場に参加している主体をみてみると、個人投資家以外に『国』や『企業』も居ます。
『国』や『企業』が賢くないというのはちょっと的外れです。
ちなみに、これまで当学院に興味を持って頂いた方の中に『企業の為替担当者』が居ました。
その方は、「貿易で為替レートが重要なのでその値動きを学びたい」と言っていました。
また、国や銀行(ファンド)などの方は学歴も高い人も多いので「賢い人はFXをやらない」というのは疑問符が付きます。

賢い人の始め方

FXは「簡単そう」と言って操作方法も分からないまま、リアルマネーで取引を行う人も居ます。操作方法を誤って損失になって慌てても遅いのですが、意外と多いです。
また、操作に慣れても取引ルールが無いままリアルマネーで取引を行うのは、根拠が無くギャンブルと同じです。
賢い人は、デモトレードで操作に慣れ、取引ルールを確立し、その取引ルールをデモで行い資金が増えるまでリアルマネーでは行いません。
操作に慣れても取引ルールを作るというのは、知識が必要となり「独学では難しい」と学習環境を求める方もいます。
賢い人はデモトレードを使いリスクが無い状態でFXを始め、自分でできそうかリスクを見極めます。
投資はリスクとリターンを見極めることの連続です。その判断はFXの始め方に表れます。もし賢くFXと付き合いたいのなら、リスクを見極めるための知識を身に付けてみてはいかがでしょうか。

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