2022.11.30

FXで正しい判断をするための投資スタイルとは

元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。


FXの取引は「安く買って高く売る」または「高く売って安く買う」ということを行って利益を狙いますが、少しでも有利な価格に動いたら利益を確定する人もいれば、ある程度の利益に達するまでは1か月以上損益を確定しない人もいます。

FX初心者の場合は「利益を取り逃がしたくない」という気持ちが高まり、小さな利益でもすぐに決済してしまう傾向があるため、気が付いたら短期売買をしていることが多いです。

でも、だからと言って初心者ばかりが短期売買をしている訳ではなく、FXを専業として相場に張り付いて短期売買をしている人もいます。

FXの取引において、短期売買が良いのか、長期売買が良いのか、決済までの時間の違いはどのようなことがあるのかについてお伝えします。

FXの取引スタイル

FXの取引において、どの程度の時間保有して決済するか。によって、取引の呼び名がついています。

・スキャルピング = 数秒〜数分
・デイトレード = 数時間〜1日
・スイングトレード = 数日〜数週間
・ポジショントレード = 数ヶ月

保有時間の解釈について個人の差はありますが、この解釈が一般的です。

このような取引スタイルがありますが、初心者にオススメのスタイルはデイトレードからスイングトレードです。
逆に、オススメできないスタイルはスキャルピングです。

今回は、なぜ初心者にスキャルピングをオススメしないのか。また、デイトレード以上をオススメする理由についてお伝えしていきます。

スキャルピングは短距離走!

スキャルピングという取引スタイルは、まさしく短距離走と同じ感覚です。
「スタートの瞬間から、ゴールを駆け抜けるまで全力疾走。」というスタイルです。

これは、非常に集中力が必要な上、その瞬間の判断力が求められます。
・スタートの号砲はいつ鳴るか。
・コース上に障害物はないか。
・ゴールまで転ばないように。
…などなど、気をつけるべきことが沢山あります。

これをFX取引に置き換えてみますと…
・エントリータイミングはどうか。
・利確(ゴール)はどこか。
・どの足が確定したら損切りするか。
…などを考える必要があるということです。

なおかつ、スキャルピングの特徴は『超短期トレード』ですので、数秒〜1時間以内の決済が必要です。
となると、チャートに張り付いて監視する時間が増えてしまい、本来の投資とはかけ離れた姿になってしまいます。

また、短期売買は小さな値幅を狙うので売買回数が多くなりますが、取引回数が多くなればなるほど集中力は落ちていきます。

もちろん得意不得意は人それぞれですから、短距離走が得意な方もいらっしゃるでしょうから、一概にスキャルピングはやめましょう。というのは難しいことではあります。
しかしながら、FX取引では短距離走よりも中〜長距離走のイメージで、自分のペースで取り組んだ方が向き合いやすいのです。

マラソンスタイルが本来の投資スタイル

スキャルピングが初心者向きではないということについてお伝えしてきましたので、ここからは初心者向きの投資スタイルについてお伝えしていきます。

最初にお伝えした通り、初心者のうちは『デイトレード』から『スイングトレード』を意識して取引をしていきましょう。
なぜ、デイトレード〜スイングトレードを推奨するかというと
・監視時間足が1時間以上になる
という一点が挙げられます。

1時間足とは、その名の通り1時間に1本ローソク足が完成します。
それ以上の足では、4時間・日足などを監視することになります。
つまりエントリーの判断などをする際に、1時間以上の猶予があるということになります。
そうなりますと、チャートに張り付いて監視する時間も必然的に減ってきます。
また、そういった長期足ではノイズや騙しが少ないという特徴もあり、短期足は長期足のトレンドに沿って動いていきます。

長期足のチャートを中心に確認することによって、1〜5分足のチャートに惑わされることなく、ゆっくりとチャートを見て、自分のルールに適合しているかしっかりと確認して取引する。というマラソンのペース配分を自分で調節するようなイメージで取り組んでいくことが出来ます。

殆どの場合、投資をはじめる理由は『時間』と『資産』を増やすためですが、スキャルピングのような短期売買になると必ず『時間』を失います。

もし、FXで『時間』と『資産』を増やしたいのであれば、取引スタイルを意識してみましょう。

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