2021.09.21

そろそろドル円急落?大きく動いた時に利益を得る方法とは

こんにちは。元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

当学院でお伝えしているFXは、国と国の通貨を両替する取引をタイミング良く行い結果的に「安く買って高く売る」「高く売って安く買う」という取引で利益を狙います。

通貨の価値が上がったり下がったりするのは、その国の経済力で動いていると言えますがその経済力を計るものとして、経済指標や企業の業績があります。

今週は、為替相場に影響を与える経済指標や大企業の破綻というイベントが発生する可能性がありますので大きな動きを捉える準備をした方が良いかもしれません。

そこで今回は、今週注目の材料と動いた時に利益を得る方法についてお伝えします。

中国リスク

いま、市場から注目されているニュースとして『中国不動産大手の恒大集団のデフォルトリスク』が挙げられます。

詳細は割愛しますが、中国の不動産業界で1位とも言われる恒大集団の資金繰りが悪化して経営破綻の危機に直面し、株価も下落しております。

恒大集団の経営破綻のリスクを嫌気して、9/20の米国株式市場も大きく下落。恒大集団のデフォルトリスクの目先の期限は9/23の利払いから一か月以内に支払が無ければ債務不履行となり、中国市場から資金が流出する恐れもあります。そうなると、一時世界同時株安になりドル円が下落する可能性もあります。

大きく動いた時の手法

為替相場は、ヨコヨコのレンジ相場と一方向に動くトレンド相場があります。このレンジからトレンドへの変わり目を狙う方法として『ブレイクアウト』があります。

方法はシンプルで、「最近、ここまで上がっている」「最近、ここまで下がっている」というところに線を引いて、価格がその線を超えたら取引をします。

※利益確定や損切りの注文を直近の値動きに合わせて入れてください。

FXは経済ニュースがきっかけで大きく動きます。ただ、ニュースを予測し取引に活かすのは難しいですので「大きく動いたらこうする」というように予め計画を立てておけば、大きく動いた値動きを利益に変えることも可能です。

目の前の値動きに左右されない投資家になりたいのであれば、計画を立ててしっかり準備をしてみてはいかがでしょうか。

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