2022.09.20

【性格で判断】自分に合ったFXの取引方法とは

元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。

FXは、売買のタイミングなど自由度が高い取引を行うことができます。『今買って、今売る』のようなこともできますし、場合によっては『今買って、10年後に売る』ということもできます。

取引手法によって売買のタイミングが異なるのですが、”性格に合った”取引はあるのでしょうか?

今回は、性格に合った取引をお伝えします。

『のんびり』か『せっかち』

FXの取引を行う為替相場には、トレンド相場とレンジ相場があります。

基本的にはトレンド相場に合う取引は「ほったらかしたい」「あまり取引に時間をかけたくない」という人に向いています。どちらかというとのんびりな性格の方に向いている取引方法です。また、損失が小さく利益が大きい取引になる事が多いので、利益が出ても決済せずに利益を伸ばせる人や利益よりも損失が小さい方が良いという人に向いています。


一方でレンジ相場に合う取引は「すぐに取引を終わらせたい」「時間をかけてでも取引の数をこなしたい」というせっかちな性格の人に向いています。こちらは利益が小さく損失が大きい取引になることが多いです。利益の時は保有時間が短く、損失を抱えている場合には保有時間が長い傾向にあります。レンジ相場からトレンドに転換した場合に「ほっとけば戻る」と考えてしまうと、これまで細かく積み上げてきた利益を飛ばす可能性があります。

以上のことを踏まえると、のんびりな人はトレンド、せっかちな人はレンジという分け方ができます。

短期足か長期足か

FXの値動きを記録するチャートには、分足、時間足、日足、週足、月足があります。

基本的に分足などのチャートを用いて売買する取引スタイルを短期売買、日足などのチャートを用いて売買するスタイルを長期売買と言ったりします。

せっかちの人は短期足、のんびりの人は長期足のチャートと分けることができます。

組み合わせ

いままでお伝えしたことを組み合わせると下記のようになります。

・せっかちな人・・・短期足のレンジ手法

・のんびりな人・・・長期足のトレンド手法

性格から判断するとこのような分け方になります。

どちらもメリットデメリットがありますので、まずはデモトレードで体感して自分に合ったスタイルを選んでみてはいかがでしょうか。

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