2021.07.10

デジタル通貨でビットコイン下落?チャート解説

こんばんは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

最近、金融のニュースで良く耳にするのが「デジタル通貨」。ビットコインなどの暗号通貨が認知されて間もないですが、デジタル通貨の登場で需要が無くなり価格は下がるのか。

デジタル通貨のざっくりとした状況とビットコインとドル(BTCUSD)のチャート解説を致します。

先進国では現金は使われていない

現在、日本のキャッシュレス決済比率は約20%にとどまっているが、主要各国では40%~60%台で殆ど現金は使われていません。その流れから、デジタル通貨の普及は時間の問題です。

ビットコインなどの暗号通貨は、新時代の通貨という印象で決済や送金処理が早くできるというメリットがあると価値が高まってきましたが、デジタル通貨ができてしまえばそのメリットは弱まり、需要が低下することは必至です。需要があるとすれば、匿名性が高いことが挙げられ、富裕層の税金逃れや犯罪の資金のやりとりに使われる程度と思われます。

また、暗号通貨を法定通貨にしている国もありますがほぼ小国です。中国では暗号通貨の規制があり、他の国でも議論が強まっています。そもそも、通貨というのは国を統制するうえで重要な役割があるのでその国の通貨以上の存在をみとめることは、その国のコントロールを他人に任せるようなものです。

ブロックチェーンなどの技術は評価され、暗号通貨はデジタル通貨におされてその価値を失いそうというのが現在の状況です。

チャート分析

EBCUSDの日足チャートです。1年の価格を表す移動平均線も表示しています。29,000ドル辺りがサポートラインとなっており、その付近は移動平均線もあるため下抜けると、一気に下落が加速しそうです。一方で上値は41,000ドル付近。そこを上抜ければ一安心でしょうか。

こうなったらこうする

チャートを分析した後は、「下がると思うから売る」ではなく「下がったらこうする」「上がったらこうする」と前もってルールを決めておく必要があります。そうすれば、上がっても下がっても取引チャンスがあり、利益や損失予定額も前もって分かり不安が軽くなります。勘に頼らず、根拠を作って取引しましょう。

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