2021.06.19

コロナ禍の株の上昇は一旦終わりか?

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

昨日、米国の株価が大きく下落しました。コロナ禍でも市場最高値を更新し続けていた株価ですが上昇は終わってしまうのでしょうか?

チャートを用いて簡単に解説いたします。

株価が下落した原因

株価が下落した原因は、金利を早めに引き上げるというアナウンスがあったためです。

簡単に解説すると

・景気が悪い時
金利を低くする → 企業が資金調達しやすい → 経済活動が活発になる → 業績が上がる → 株価上昇

・景気が良い時
金利を上げる → 企業が資金調達しにくい → 経済活動が鈍化する → 業績が下がる → 株価下落

今回、金利を引き上げるというアナウンスでしたので、いままで上昇して得た利益を確定する動きが出たということです。

ただし、金利引き締め局面でもコロナ禍から回復する企業やオンライン化の恩恵を受け続ける会社などが相場を牽引するため、今回の下落は『買い場』となる可能性が高いです。

チャート分析


米株(NYダウ)の日足に1年の移動平均線とRSIを表示しております。

チャートをみると、5月13日の安値を割ってきているので下落トレンドに変わりそうです。
RSIをみると「売られすぎ」を表す、30を下回っているので買いを示しています。
しかし、過去のみると移動平均線の近くでRSIが30を下回る場合に反発しているので、このパターンに当てはめた場合はもう少し下落するのを待つということになります。

FXなら下落局面でも売買チャンスがある

今回のような、上昇トレンドから下落トレンドに転換する局面では、株式投資の場合は『買っているものを売る』もしくは『下げ止まるまで待つ』という選択になります。

しかし、FXの場合は売りからも入ることもできますので売買チャンスがあります。株式投資で待っている間にFXで利益を得るというのも有りなのではないでしょうか。

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