2021.06.10

FXで投資資金以上の損失にならないために意識する3つのこと

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

当学院がお伝えしているFXは、投資資金以上の損失をしてしまうというリスクがあります。例えば100万円の資金に対して200万円の損失などです。
なぜそのリスクがあるかと言うと、レバレッジという仕組を使って入金した以上の資金を動かすことができるからです。

投資にはリスクは付きもので、リスクを負わなければリターンは小さい、リスクを取ればリターンも大きくなります。今回お伝えする投資資金以上の損失を被るリスクというのは、”知っていればある程度抑えることができるリスク”です。

リスクをコントロールし、リスクを抑えてリターン得る。これは継続的に利益を得る投資家の絶対条件ですので、投資資金以上の損失を被らないためにどうすべきかをお伝えします。

意識すべき3つのこと

1.流動性が高い通貨ペアを選ぶ
なぜ流動性が高い通貨ペアを選ぶかと言うと、”値が飛ばない”からです。”値が飛ぶ”というのがどういう状態かと言うと下記のチャートをみると分かりやすいです。

灰色の四角で囲っている箇所が”値が飛ぶ”と表現されている値動きです。値動きが繋がっていないので、下がると思ってオレンジのところで売り、赤いラインでロスカットしようと思っても青のバツのところでしかロスカットできません。例えば100万円の損失で抑えるつもりだったとしても200万円の損失になってしまうということになります。

ちなみに流動性が高いと言われてもピンとこない人もいると思いますので、具体的に言うとドル円やユーロドルの通貨ペアです。特にユーロドルは世界一取引されていますので値が飛びにくいです。

2.小さい値動きを狙う場合は週末持ち越さない
先ほどのチャートのような値動きは週明けにも発生します。土日に大きなニュースがあった場合は金曜の終値と乖離してスタートしますので、値動きが繋がってない状態となります。

3.ゼロカットシステム導入の業者を検討する
値が飛ぶリスクがあっても、マイナー通貨の取引がしたいという場合や週末持ち越したいという場合はゼロカットシステムを導入している海外fx業者を使うという方法もあります。投資資金以上の損失が発生した場合でも補填してくれます。

ある日突然に備える

今回お伝えしたような”値が飛ぶ”現象は毎日発生するわけではなく『ある日突然』発生します。発生頻度が低いので、知っていたとしても「今回は大丈夫だろう」とリスクを軽視してしまいがちです。

発生して損失になった時に、今まで積み上げてきた利益が一気に無くなる可能性もあるので、抑えられるリスクは抑えてリターンを狙えるようにしましょう。

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