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株式投資で為替の影響を受ける銘柄をドル円と比較

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こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

当学院でお伝えしているFX投資は為替相場を対象としていますが、実は株式投資にも深い関わりがあります。上場企業の中で為替の値動きが業績に影響を与える銘柄が多く存在しますので、ドル円のチャートと個別企業銘柄のチャートをみながら解説します。

円安・円高で儲かる業態

グローバル展開が当たり前になった現代では為替の影響を受ける企業が殆どですが、輸出・輸入メインの企業は大きく影響を受けます。

簡単に説明すると

輸出企業・・・円安の恩恵を受ける(海外の売上を外貨で受け取ります)

輸入企業・・・円高の恩恵を受ける(仕入れを外貨で支払います)

日本の上場企業は円高より円安でメリットを受ける企業の方が多いので、基本的には円安、株高となりやすいですが、一方的に円安になると輸入企業などに不利となるため、為替レートは一定範囲内で推移した方が良いというのが国の考え方です。

急激な円高、円安になると『口先介入』と言って日銀や財務大臣が「為替相場を注視している」とか「過度の変動は経済に悪影響」などと発言し、為替相場をコントロールしようとします。口先介入でも効果がなければ、実際に円買いや円売りを行い為替操作を行います。

ちなみに、私が金融機関で為替のディーラーをやっていた2007~2014年では、円高を防ぐための介入があり、事前に介入があるかもしれないとトレードの準備をしていたので上手く利益にかえることができました。
為替介入時のドル円のチャート。数分で約1円上昇しております。

【ドル円チャート】
2006年から2021年のドル円のチャートです。

2007年からサブプライムショックやリーマンショックで円高になり、2012年からアベノミクスなどで急激な円安となりました。2017年以降は100円を割っていないので、100~115円が国が求める為替の水準と言えるのではないでしょうか。

円安メリットを受ける有名企業のチャート

【7203】トヨタ自動車
国内よりも海外での自動車販売で利益を上げています。海外の売上比率 76%。為替レートは1ドル105円

【7974】任天堂
意外かもしれませんが、海外売上比率が77%です。世界中の人がゲームに夢中です。為替レートは1ドル105円

【7751】キヤノン
レーザープリンタやデジカメでは世界No.1です。為替レートは1ドル105円

必ずしも為替と連動しているわけではない

トヨタ、任天堂、キャノンのチャートをみてトヨタがドル円の値動きと近いと言えますが、任天堂は上昇、キャノンは下落しており輸出業者でも個別企業によって異なることが分かります。株価はやはり本業の業績が重要であり、10円単位の急激な円安、円高でない限りは影響を受けにくいと言えます。

テクニカル分析は共通

為替と関連性が高い輸出業者でもドル円との関連性は個別の銘柄によって異なりますが、テクニカル分析は共通で有効です。今回お伝えした3銘柄のチャートに表示している移動平均線は非常にシンプルですが、金融機関内でみれるレポートでも必ず分析に使われていたほどです。他にもテクニカル指標は数多くあり、簡単にルール作りに活用することができます。為替、株など値動きがある投資全般に興味があるのなら身に付けて損はない、一生使える技術と言えます。

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