2022.08.03

FX投資のレバレッジとの向き合い方

こんばんは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

FX投資に少し興味が湧いてきた段階では、意外と漠然とした疑問を抱くもので、最初に多いのが「外貨預金とFX投資の違い」です。

簡単な仕組みの解説と違いからみえるレバレッジとの向き合い方についてお伝えします。

外貨預金との違いについて教えてください

外貨預金は手持ちの資金以上を扱うことはできません。一方、FX投資ではレバレッジという仕組みを使って、手持ち資金より大きなお金を動かすことができます。

例えば、1ドル=100円の時に手持ち資金が100万円あるとします。手数料などを考慮せずに単純に両替すると1万ドルと交換できます。

この状態で国内FX最大のレバレッジ25倍を適用すると、2500万円分の資金を動かすことができます。

25倍の資金を運用する場合は、外貨預金と比べて25倍の利益、または損失が発生することになります。

レバレッジと計画はセットで考える

レバレッジは簡単に言うと借金です。私の個人的な見解ですが、FX投資をするうえではレバレッジは『借金』として捉えた方が効果的と考えています。

何故なら、レバレッジという言葉より借金と言った方が分かりやすく慎重になるからです。「レバレッジを使って投資をする」「借金をして投資をする」どちらがリスクを感じるでしょうか?一般的には後者です。

FX投資は口座を開設するだけでレバレッジが使えます。言い換えると口座を開設するだけでお金を借りて投資ができます。この仕組みは本当にスゴイです。

例えば、ビジネスや不動産投資を行う場合は事業計画書などを書いて資金調達をします。『借りたお金を効果的にどうやって使うのか』、過去の事例やデータを基に利益を狙うための計画を立てて、利益の見込みがあるからこそお金を借りることができます。

しかし、FX投資では事前に計画があるかどうかは関係なく、口座を開設するだけでお金を借りることができます。誰かと交渉することもなく、納得させる必要もないのです。

だからこそ、検証を行い利益が見込める取引を計画する必要があるのです。

沖縄トレード学院
新里 竜一

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