2021.05.09

FX投資での短期売買と長期売買のメリットデメリット

FX投資の取引スタイルは、明確に定義されている訳ではありませんが短期売買と長期売買に分けることができます。ざっくりと言うと、短期は「すぐ買ってすぐ売る」、長期売買は「放っておく」のですが、具体的にはどんなメリットデメリットがあるのでしょうか?

今回は”時間”という観点を中心に、短期売買と長期売買のメリットデメリットをチャートを使ってお伝えします。

短期売買

先程お伝えしましたが、短期は「すぐ買ってすぐ売る」ですので小さな値幅を狙います。例えば画像のように5分足(5分おきに値動きが記録されます)を使ってRSIというテクニカル指標を使って売買したとします。

※青で買って赤で売ります。

この画像(短期売買)の取引の成績

・取引回数 6回
・取引時間 1日6時間程度
・保有時間 1時間程度
・獲得値幅 80pips程度
・1万通貨なら8,000円の利益

特徴としては、後に説明する長期売買より1日の売買回数多くなりますので気持ち的には『やってる感』はあります。しかし画像のような取引を行うには毎日6時間程度チャートを確認する必要があり、必ず時間を犠牲にします。

またこの画像のように上手く結果が出れば良いですが、損失になる場合もあります。そうなると「1日6時間使って損失で終わる」ということになります。

取引に時間を使うというデメリットはありますが、メリットもあります。短期売買の場合は基本的にその日で完結するので『損益が気になって眠れない』など、取引時間以外で気になるということはありません。

長期売買

こちらの画像は先ほどと同じRSIというテクニカル指標を使っておりますが日足(1日おきに値動きが記録されます)で取引した画像です。

この画像(長期売買)の取引の成績

・取引回数 6回
・取引時間 1日10分程度
・保有時間 1週間~2か月
・獲得値幅 960pips程度
・1万通貨なら96,000円の利益

売買回数は比較しやすいように同じ6回で勝率100%の場面を比較しています。取引時間は1日10分程度です。朝起きてスマホでチャートを確認するぐらいのイメージですので、画面に張り付く必要がなく取引に時間を取られないのがメリットです。損失になった場合でも『お金と時間を失う』ということは無いということです。

デメリットとしては、『取引時間外でも取引をしている状態が続く』というところです。短期売買とは逆で一度取引したら少なくても数日、多くて1ヵ月単位で保有しなければならないため『利益なのか損失なのか気になって仕方が無い』という方には向いていないです。

以上、”時間”という観点から、短期売買と長期売買のメリットデメリットをお伝えしました。

当学院なら自分のスタイルが見つかる

当学院では「短期売買と長期売買どちらが良いのか?」という悩みを解消するために、受講生それぞれの生活と希望に合わせて取引方法を提案することもあります。過去には、カリキュラムでお伝えした方法を自分なりにカスタマイズした受講生もいました。

投資は生活にゆとりをもたらすこともできますが、付き合い方を間違えると生活に支障がでることもあります。長期的に投資の恩恵を受けるためにも短期売買と長期売買のメリットデメリットを考慮して選ばれてはいかがでしょうか。

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