2019.06.06

投資をしないと生きていけない世代

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

つい最近、金融庁が「人生100年時代」に備え計画的な資産形成を促す「高齢社会における資産形成・管理」報告書というものをまとめました。

「100歳も生きないよ・・・」と思っている方も、想像した以上に長生きした時のことを考えてもらえば良いと思います。

簡単に言うと、「寿命が延びたらそれだけお金が必要です。老後のお金は自分で作ってね」というお話です。

私は現在30代ですが、「年金無し」「退職金無し」を前提で生きています。貰えたらラッキーぐらいな気持ちです。
年金は国、退職金は企業を当てにすることになりますが、どんな状況でも国や企業が「NO」と言えば終わりです。相手の都合にビクビクするよりも、「稼ぐ力」を身に付けるという風に自分自身をコントロールした方が楽だからです。

報告書には

”現役期(30~40代ぐらい)は、他の年代に比べて、老後に備えた準備のための「時間」を多く保有しており、これは老後に向けた資産を形成する点で、非常に大きなメリットである。”

”収入が少なくても、少額からでも長期・積立・分散投資を習慣化して行うことにより安定的に資産を形成できる可能性は十分にある。”

とまとめられています。

今の時代、インターネットの発達により若い人でも爆発的に稼ぐ人も出てきており、昔に比べると若いうちに一生分稼ぐ人も増えてきています。しかし、それは一部の人に限ったことで殆どの人は老後のための資金は労働収入だけでは賄えない状態になります。

若いうちから老後のことを考えるのは非常に難しいことです。しかし、今はじめるのと数十年後にはじめるのとでは費やす時間が違いますので、成果が出るタイミングも早くなる可能性があります。また、若いうちは1年で理解できたものが年齢を重ねると2年かかるかもしれません。加えて若いうちは多少、損失になったとしても挽回することもできます。

「投資をしない」という選択をしづらい現状では、「今やるか」「後からやるか」の2択と言っても良いかもしれませんね。

※投資は利益と損失の機会があります。最終的にはご自身の判断、自己責任で行ってください。

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