こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー、沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
昨日、FX個人投資家育成コースの3回目(全6回)の授業を行いました。
前回の授業で、予め注文を出しておく指値、逆指値のやり方についてお伝えして
一週間デモトレードを行ってもらいました。
先週の授業から、今回の授業の間でトルコを震源とする『新興国通貨の売り相場』となりドル円以外は大きく動きました。
こういう『動く』相場では、大きく利益を伸ばすタイプと大損するタイプに分かれます。
持っとけばよかったを解決
まず大損するタイプですが、「ここまで上がったから下がるだろう」「ここまで下がったから上がるだろう」と大きなトレンドの逆に取引をするタイプです。この方法は、方向感がないレンジ相場では通用しますが、大きなトレンドが発生すると連敗します。
一方、大きく利益を伸ばすタイプは、「上がってるから買う」「下がってるから売る」という風にトレンドに乗れるタイプです。流行を取り入れたオシャレができる人がトレンド向きかもしれませんね。
そして、もうひとつ。「ほっとける人」です。利益が出たからといってすぐ利益を確定してしまうと、トレンドに乗れなかった時の損失を吸収することができなくなりますので、指値・逆指値注文を上手く使って狙った価格に到達するまで放置する必要があります。
せっかく大きな流れに乗ったのに、早く利益を確定してしまい「持っとけばよかった」となりがちの方は、「ほったらかす」事を意識して取引してみると、成績が大きく変わるかもしれませんよ。