元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院　学院長の新里 竜一です。

新年となり「今年は投資をやるぞ」と意気込む方も多いかもしれませんが、残念ながら投資は気持ちだけではお金を減らしてしまうという結果になりがちです。

そこで、今年から投資を始めようという方向けに『投資をはじめる時の絶対条件2選』をお伝えします。

①余裕資金で行う

投資を行ううえでの絶対条件は「余裕資金で行う」です。最悪、全て失ってもよい資金で行ってください。

余裕資金じゃないとなぜダメなのかと言うと、生活に影響が出る資金で投資を行うと『利益は絶対取り逃がしたくない』『損失は絶対受け入れたくない』という気持ちが強くなりすぎるからです。

例えば、ドル円で言うと2017年11月から2022年3月の高値が116円近辺ですが、そこで下がると思って『売り』取引をした場合、損失を認めなければ152円までの逆行を耐えられるぐらいの資金量がなければ、1回の取引で投資資金のすべてを失うということになってしまいます。

もし、投資資金が生活費なら”損失した時に生活できない”という事になりますので、投資は余裕資金で行いましょう。

②根拠のある取引をする

投資で資金を失ってしまう最も多い理由は「なんとなく」取引をすることです。

「なんとなく上がりそう」という根拠の無いことをやっても結局、下記のような結果となり次に繋がらなくなります。

・利益になっても同じ事が続けられない

・損失なっても改善できない

ファンダメンタルズ分析

根拠を持つには分析が必要となりますが、株式投資の場合は意外と簡単なきっかけで銘柄を選ぶ事ができます。その方法は自分の生活で利用している企業などです。

・味の素

・ゆうちょ銀行

・マクドナルド

普段、生活で使っているからこそその企業の商品価値が分かり、多少、含み損を抱えても応援する気持ちで保有し続けることができます。

テクニカル分析

下記は日経平均の指数ですが、横ばいの値動きで有効なテクニカル指標を当てはめると上手く「安く買って、高く売る」ということができたりします。

どの銘柄にどんなテクニカル指標を使うのか、それは過去の値動きを遡ることで判定する事ができます。

少しでも『調べる』ことで根拠のある取引ができるようになりますので、まずは適当に表示して過去検証してみてください。

絶対条件は必ず守りましょう

今回お伝えした『余裕資金』と『根拠のある取引』というのは、投資で継続して利益を得るための必須条件です。

この必須条件を守れず、投資が継続できなくなってしまった人を数多く見てきているとともに、必須条件を守った人が投資を継続し利益を狙った取引をしているのも見てきております。

あなたが、これから投資で継続して利益を得たいというのであれば必ず守る事を強くお勧めします。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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