2022.11.17

【投資を見極める】40年で30倍になる投資対象

元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

※為替ディーラー時代は24時間、シフト制でチャートを見続けた7年間でした。今は受講生さんと投資の話をしているとき、投資で成功しました!投資で成長しました!と言われることが一番、幸せです。

お金の投資運用を任せるなら、どちら?

※画像は自作のポンドドル(GPBUSD)の自動売買システム。売買回数246回、勝率32%。10回取引で7回負けています。ただ、資産は右肩上がり。「負けても資産が増える」これを理解できるかが「勝てる投資家」への第一歩です。

結局のところ「投資で成功する」とは「投資をやめた時」に儲かっているか、に尽きると思います。今日、10万円儲かっても明日、10万円損している、その翌日も損していることが、そんなことが続いているなら、それは投資家ではなくギャンブル的な投資行動かもしれません。

まず「勝てる投資家」を目指す場合、集中するべきは「いくら儲けられるか」より「いくら損しないか」ということです。投資では1日、1000円の稼ぎしかなくても、これが10年続けられるなら投資は続けられます。反対に1日1000円の損でも10年これが続いたら投資は続ける意味はありません。

もっと簡単に言うと「大きく儲かり、たまに全損するファンドマネージャー」と「あまり儲からないが、基本は損が少ないファンドマネージャー」どちらに自分自身のお金を預ける方が安心か、ということです。

投資から長く収入を得ること

独学、短期目線の個人投資家は1年目は損失で終わり、3年目には投資をやめている人が多いのが、私が金融機関時代に見てきた現実です。

資金が増える投資家の考え方は「去年より資金が増えているか」「1年後、資金が増えているかどうか」です。

投資で1年後、または10年後、自分の資産を増やし続けたい場合は自分自身というファンドマネージャーを優秀にするしかありません。

そして、入社1年目の新入社員より、入社3年のベテランの方が仕事が上手いのと一緒で、ご自身で投資をされる際は「今日の自分」より「1年後の自分」の方が投資は確実に上手なはずです。また、同じ投資歴1年でも「独学で試行錯誤した1年」と「プロから正しく学んだ1年」ではプロから学ぶ方が成績は安定することが多いです。

独学では10年経っても損をし続けている人が多数いるのが投資の世界。むしろ、独学で投資で成功している人は天才といっても過言ではないかもしれません。

世の中には天才的に投資が上手く、手持ち資金100万円から30億円まで独学で資金を増やした人は確かにいますが、確率は「独学でイチローになれるか」くらいの確率です。

自分自身で投資を行う場合は「自分自身」というファンドマネージャーに「正しい投資の方法」と「実践練習の場」を与えることで「大損しない、継続できる投資家になる」ことが最初の一歩です。

※画像は自動売買コンテストの様子。自動売買の制作、分析、運用を行う授業を経て、運用されている方も多数います。みなさん、一人一人がご自身の資産を自分で運用し、素晴らしい個人投資家になる未来に挑戦しています。自分自身が「自分専用のファンドマネージャー」です。

40年で30倍になる投資対象は?

勝てる投資家の投資対象は幅広いです。株やFX、不動産。勝てる投資家は「自分が勝てそうな銘柄」を見極めて投資をします

ところで、世間一般に投資でリターンが高いのは「自分への投資」と言われています。これは本当なのかの仮説を立ててみましょう。

まず教育費。日本の国公立の大学卒業までにかかる学費は800万円といわれています。わかりやすいように1000万円程度とします。それに対し、生涯年収は約3億円と言われています。実際には学ぶことも、働くことも時間がかかりますし、学費も年収も人それぞれですが、これらを一旦、無視して計算してみます。

・学費(投資元本) 1000万円(国公立・大学卒業)
・収入(リターン) 3億円(生涯年収)

=リターンは40年で30倍
=年利換算だと75%([3億円÷労働40年]÷教育費1000万円)

つまり、平均的なデータの場合

「自分への投資」は年利換算だと75%の利益、40年で30倍になる投資、ということがわかります。

※データはあくまで平均値ですので、実際は人それぞれです。

勝てる投資家は常に自分に投資をしている

なお、株式投資全般のリターンは世界のGDP成長率にあわせ、年間6~8%と言われていることから、それくらいが平均リターンと言われています。※個別銘柄のリターンは100倍以上になる銘柄もあります。

株やFX、暗号通貨の場合、スマホのボタン一つで売買できるため、儲かったらすぐに手じまい、損したらすぐに手じまい、などを繰り返せます。しかし、そのたびに証券会社に売買手数料が取られるので短期売買ほどリターンは下がる傾向にあります。

短期売買とは違い、自分自身への投資の利率や成功確率が高いのは「時間をかけられる」ことを自然にできるからです。

ただし、そんな「自分自身」への投資もリターンが下がってくる瞬間があります。それは「新しい行動」です。

慣れない仕事、慣れない人間関係、慣れない投資。慣れないことをすると「教育不足」になるため、リターンが下がっていきます。

逆に言えば、自分への教育コストをどのくらいかけられるかがリターンを大きくするポイントになります。

投資はゼロから始める方が上手くいく

※やろうと思えばこのように勝率100%、連勝数6127回の自動売買システムを作ることは可能です。ただし、このシステムは実践では使えません。あえて勝率を下げないと投資では資産を増やせない理由があるからです。勝てる投資家は「これは使えない、なぜなら」という説明ができます。投資で大切なことは1回の勝ち負けではなく、「この売買は成功、失敗だった、その理由は、改善策はこれ」など、投資を客観的に理解していることです。

私も為替ディーラー時代、365日、24時間チャートと向かい合って7年という時間を使ったからこそ、受講生に投資の技術を余すことなくお伝えすることができています。しかしながら、投資未経験で、投資をしたこともないなら、人に投資を教えるどころか、自分で投資してもきっと失敗だらけだったでしょう。

実際に金融機関の入社前後、まだ為替ディーリングになれていない頃、リーマンショックがあったため、会社から預かっているポジションを一時期、損失したことがありました。

自分の未熟さに精神的に参った時期もありました。その後は自分自身でも取引を見直し、成績が悪いとクビになる世界でしっかりと結果を残し、後輩の指導ができるほどになりました。

個人投資家育成コース授業中のホワイトボード。毎回の授業ででも取引の改善点を指摘します。デモトレード(お金をかけずに練習)で投資実践してもらいますが、「本当のお金だったら儲かっていたのにー!」という声は多いのです。本番運用は練習で自信がついてから行いましょう。

ただ、沖縄トレード学院でお伝えしている内容ほどの内容は金融機関入社時には知らなかったことだらけでした。

このトレード学院のカリキュラムは投資未経験のファイナンシャルプランナー新人のファンドマネージャー、為替ディーラー、そして個人投資家になりたい一般の方は全員受けてほしい、と本気で思うほど、実践投資の基礎、基本が詰まっています。

私の時代はトレード学院のような投資の教育環境がありませんでしたが、今は投資が学べる場があります。個人で投資をされる方ならなおさら、いきなり投資で大金を突っ込むより、しっかり学んで準備をしてから、未来の自分に投資をしてから、安心して投資を始めていただければと思います。

今週土曜日はすべて公開します

明日は前回の北谷ヒルトンセミナーよりさらにパワーアップして最新の投資手法も交えて「トレンドパターン投資法」をお伝えします。

元金融機関プロ為替ディーラーとして、そして沖縄の個人投資家を本気で応援するため、元金融機関で実践していたトレンドの考え方、判定方法、売買のポイント、すべて公開します。

来年、本気で勝てる個人投資家にレベルアップしたい方は11/19(土)のセミナーにご参加ください。
必ずヒントが見つかるはずです。

セミナー参加ページはこちらです。
https://toushi-stepup.jp/seminar

質疑応答もお待ちしています

セミナーにて質疑応答コーナーも時間が許す限り設ける予定ですので、投資の質問があれば何なりとご質問ください。

大切なことは「何を買ったら儲かるか」ではなく、「今、買うべきかを自分で判断できる」投資家になることです。

ご参加される方と投資でつながれること、嬉しく思います。質問があれば何でも聞いてください。ぜひ会場でお会いしましょう。

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